Z会年少には、
- ワーク学習「かんがえるちからワーク」
- 体験型教材「ぺあぜっと」
の2種類の教材があります。
ワークの問題は月に30問あり、平日1日1〜2ページの取り組みが提案されています。
この記事では、
- ワークの内容
- 我が家の工夫
- 理解を深める方法
をご紹介します。
机に向かう習慣と、問題を解く自信をつけてほしいと思っている方にぴったりのワークです。
価格やキャンペーンなどの情報はこちらの記事をご覧ください。
幼児期に大切な5つの領域を網羅したワーク
網羅している5つの領域は、
- ことば
- 数、形、論理
- 自然
- 生活
- 表現
です。
ことば
月に7~10問あります。
直線や曲線をなぞって運筆力を高める問題や、絵探しをして単語力を増やす問題があります。
こちらの問題は、ながぐつを探すだけで終わりません。
親向けの情報誌「ぺあぜっとi」に、一段階上を目指す声掛けのアドバイスが載っています。
ひとつの問題を深ぼる方法が参考になります。
問題ページの下にある「もっと!」のマークは、発展問題や類題です。
自分の言葉で親に説明するので、ワークを解きながら表現力も身につきます。
こどものおもしろい発想を聞くことができたりして楽しいです。
ひらがなに関してはを一通り読めるようになることが目標なので、ひらがなを読む問題が多くあります。
号が先に進むごとに少しずつ難しくなっていく印象があります。
問題は1ページに1題ですが、ページ下の「もっと!」に記載されている発展問題や類題もしっかり取り組むと内容が充実します。
数、形、論理
月に12~17問あります。
数
AとBどちらが多いのか比べる問題は、AとBを線で結んで考えます。
形
間違い探しや、何の影なのか考える問題があります。
長さを比較する問題はモールなどで補助アイテムをつくるのがおすすめです。
教材が届いたらまず一通り目を通して、つまずきそうな問題の補助アイテムを事前につくっています。
この、大きさを比較する問題。
どのように補助アイテムをつくるか悩みました。
そんな時はページ右上の解説が役に立ちます。
いちごの数を数えるという方法で教えてあげればいいのですね。
補助アイテムなしで、声掛けだけで理解へ導くヒントが参考になりました。
論理
「ABCABCA〇C」のように並んでいて〇に入るものは何か考える規則性の問題や、条件整理の問題があります。
条件整理の問題では、こんな問題がありました。
ページ下に記載された発展問題「足を片方だけあげている子」を間違えてしまい不安が残りました。
しかし、翌月の号にこの問題が復習問題として載っていました。
このワークは4月以外のすべての号において、最初の3問が前月の復習問題になっているのです。
ページの右上に復習問題であると記載されています。
また間違えてしまいましたが、こうやって時間を空けて繰り返し似た問題を解くことで、着実に力がついていきます。
自然
月に2~3問あります。
実際の写真が大きく載っており、見やすいです。
蛍の問題では、実物を見たことがないので図鑑も広げました。
卵も光っているということをプラスアルファの知識として身につけられる、こちらの図鑑がおすすめです。
セミの羽化の問題。
こどもにとってわかりやすい言葉を使っての説明に悩みました。
そんな時は、親向けの情報誌「ぺあぜっとi」の解説が役に立ちます。
殻から出てきていると説明すればわかりやすいのですね。
ぺあぜっとiはとても言葉選びの参考になります。
生活
月に2~4問あります。
果物の皮を剥く前と後を線で結ぶ問題や、夏の服装を選ぶ問題、スプーンの持ち方として正しいものを選ぶ問題などがあります。
こういった問題は市販のワークではなかなか見かけません。
表現
月に1~2問あります。
コップやカバンの模様をシールでつけたり、雨を描く問題などがあります。
お勉強という感じがなく、取り組みやすいです。
理解をもっと深めるワークと連動した教材
体験型教材「ぺあぜっと」
月に2問、ぺあぜっとと連動している問題があります。
ワークの右上に連動マークが記載されています。
左の写真は「かんがえるちからワーク」で同じ模様の靴下を線でむすぶ問題、右の写真は「ぺあぜっと」で同じ靴下を探す課題に取り組んでいる様子です。
デジタル教材「かんがえるちからワーク デジタルプラス」
年4回(4月・6月・8月・12月)配信される、1回あたり10~15分の教材となっています。
様々な音やいきものの成長は、動画だからこそできるコンテンツです。
数は少ないですが、紙教材のおまけと考えると豪華だなと思います。
公式ホームページから内容をおためしできます。
ゲーム要素があるのでもっとやりたくなってしまったり、映像の流れでテレビを見たくしまうような子は、取り組むタイミングに注意です。
かんがえるちからワークのおすすめチェックポイント2選
表紙にミニクイズがある
毎月表紙に季節の果物の写真が一部分載っていて、それが何か考えるクイズです。
裏表紙に答えが載っています。
巻末につまずきやすい問題に対する声掛け方法が載っている
「今月のPick up」として、毎月巻末に1題つまずきやすい問題を取り上げられています。
親向けの情報誌「ぺあぜっとi」よりもアドバイスが詳しいです。
こちらは一番長い紐を選ぶ問題で、ページ下の発展問題は一番短い紐を選ぶ問題です。
アドバイス通り、紐の起点をそろえてテープで止めて固定したうえでまっすぐ伸ばしてみると、すぐ理解できました。
こちらは、コップの水が一番少ないコップを選ぶ問題です。
隣り合うコップ2つを順に比べるという教え方がわかりやすいです。
答えは真ん中のコップですが、一番右のコップを選びストローシールを貼ってしまった息子。
理解するにはもう一歩必要そうだったので実際にやってみました。
コップを左から1、2、3と番号をつけて、大きな容器に水を移して考えました。
言葉だけで理解しづらい場合におすすめの方法です。
まとめ:Z会年少のワークを様々な工夫で楽しく使い倒そう
Z会年少のかんがえるちからワークの内容と取り組み方をご紹介しました。
教材が届いたら、私がまずやることはこちらです。
- 「ぺあぜっとi」の解説ページに記載のある虫の名前、花の名前などを書きこんでおく
- つまずきそうな問題は補助アイテムをつくる
- 用意できるものは実物を用意する
こどもの集中力は短いです。
予習しておくことで、説明の仕方や理解を助けるサポートをスムーズに行うことができます。
30問の問題が工夫次第でさらに濃いものにできるのでおすすめです。
ワークを通して自ら学ぶ姿勢を身につけることがZ会年少の目指すところ。
こどもの興味関心を広げてあげられるのは親であるあなただけです。
Z会年少の教材をうまく活用していきましょう。
Z会の最大の特徴である2つの教材のもう一つ、体験型教材「ぺあぜっと」の記事もぜひご覧ください。
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