河内藤園は、2015年にアメリカCNNの「日本の最も美しい場所31選」に選ばれた藤の名所です。
(引用元:https://www.cnn.co.jp/travel/35064039.html)
藤が開花する期間は短く、訪問した2025年の営業期間は4月19日(土)から5月6日(火)までの18日間でした。
完全予約制のため予約開始時刻と同時にアクセスしたところ16人待ちと、すぐには購入できないほどの人気ぶり。
混雑状況が気になるところですが…

アクセスが集中していたのはその時のみ。
ちょこちょこチェックしていましたが、営業期間を通して完売の日はないようでした。
注意すべきは、訪問する日です。
公式ホームページには、”チケット制の期間、全ての日が見頃という事ではない旨、ご了承ください”と記載があります。
- 約22種類の藤は咲く時期がさまざまで、咲く直前の温度や気候にも影響される
- 藤は上から下へ咲き伸びていくという特性がある
上記2点から、ホームページや公式インスタグラムのような光景をいつ行っても見られるわけではなく、イメージしているような藤の景色がまだ完成していないかもしれません。
目線より上の藤は咲いているエリアも多かったので、自撮り棒が活躍しました。


今回立ち寄ったのは、山口県&福岡県への3泊4日の旅行中でした。


SNS映え満点の「花cafe kokia」へあわせて行くのもおすすめです。


入園料金と2025年の開花状況からおすすめの予約日を予想
河内藤園は、開園時期の間すべての藤が見頃というわけではありません。
おとな1人の入園料金は、以下の3通りです。
- 500円
- 1,000円
- 1,500円
事前予約必須で、現地でのチケット販売はなく予約していないと入れません。
予約の時に500円お支払いし、追加料金が発生した場合は入園時にプラスアルファの分を受付でお支払いするというシステムです。
その時の藤の様子はこちらです。
藤は種類によって咲くタイミングが異なるので色鮮やかに咲いている藤もありましたが、SNSで見かける写真をイメージしていると花の量としては少し寂しめな印象かもしれません。
予約日は大切だなと感じました。
藤を見に行って香りが印象的だったのは初めてです。
五感を刺激でき、あかちゃんからおすすめの体験だと思います(1歳娘はほとんど寝てましたが笑)
藤と言えば紫を思い浮かべますがヤマフジは白いことを知り、藤は一色ではないのだと学びました。
例年、満開になるのはいつ頃が多いのか現地のスタッフの方に聞いてみると、
4月末頃が満開になる年が多い
という回答でした。
体感的にも、訪問した営業開始翌日の4月中旬の開花状況はまだまだこれからといった印象で、咲き乱れる様子を見てみたかったというのが正直な感想です。
繊細な藤は気温などに左右され、開花予想がとても難しいそう。
でもせっかく行くなら満開の藤に包まれたい!
- 藤は種類によって開花時期が異なる
- 満開時とそうでない時の入場料金に1,000円の差がある



これらを考慮すると、予約日は営業開始後すぐではない方が良さそうだなと感じました。
河内藤園の見どころ
11月中旬~12月初旬の紅葉も美しいですが、この記事では我が家が実際に見てきた藤の見どころをピックアップしてご紹介します。
藤のトンネル
園内は一周しながら観覧できるようになっているため、一方通行です。
入園してすぐにある2つの長~い藤のトンネルは平行してつくられているため、どちらのトンネルをくぐるか迷いつつ、手前側から行ってきました。
これから咲く藤が多めかなと思いますが、ピンク、白、紫のグラデーションが見られてキレイでした。
もう片方のトンネルは、1周した後に観覧しました。
アーチの低い場所は、こどもの目線でもよく見えて良かったです。


藤のドーム
先に進むと藤のドームが見えてきます。
何人も中に人が入れるほど大きかったです。
満開まではあと一歩というところ。
ちょうど雨上がりで、花がはじく水滴がキラキラと素敵でした。
ドームは坂を上がったところにもう1つあります。
こちらは結構咲いている藤が多くて、これが見たかったんだ~とテンションが上がりました。
こちらも中に入って撮影でき、10人ほどの列ができるほど人気の場所でした。
藤のカーテン
この先は1番楽しみにしていた藤のカーテンです。
これはちょっぴり残念…
訪問日が早すぎました。
自撮り棒を伸ばして上からも撮ってみました。
藤が上から順番に咲いていく特徴があることがよくわかります。


期待が大きかったので心残りではありましたが、逆に満開の頃は見られない藤のつぼみや、落ちている花びらを観察して楽しみました。
どっしりとした太い幹はどうなっているのか、自然が作り出したオブジェのようでした。
4歳息子は幹とじゃんけんしていました笑
かなり広いエリアですが幹が少なかったです。
1本の木からこんなにも花が広がっていく様子は、ぶどうの木に似ているなと思いました。
ベンチが置いてあるのも可愛いかったです。
ベンチの数は少ないので、満開の時期は大人気のエリアだろうなと思いました。
横浜イングリッシュガーデンに行った時も感じましたが、お花とベンチって相性抜群ですよね。


藤棚
最後の見どころは藤棚です。
藤のカーテンのエリアから見下ろすことができます。
やはり上の方はかなり咲いていますね。
いい香りがして人気のエリアで、たくさんの方が楽しんでいました。
ベビーカーは難しそうです。
入り口に杖が置いてある理由がわかりました。
特に雨上がりで地面が濡れている時は、年齢問わずより一層滑らないように注意が必要です。
私は1歳娘を抱っこしていたので、結構ドキドキしました。
この坂を下ると出口ですが、反対側には上る道があります。
こちらは紅葉の時期が見頃のエリアだそうですが、スタッフの方が藤を見下ろせると教えてくださったので行って見ました。
分かれ道で右側に曲がると藤のカーテンのちょうど上側に出ます。
芝桜のようなイメージで、一面の藤を見下ろすことができました。
河内藤園の基本情報(アクセス/開園日時/入園料金/予約/駐車場)
【
福岡県北九州市八幡東区河内2-2-48
【 電話番号】
093-652-0334
【 開園日時】
藤の花→4月下旬~5月初旬の8:00~18:00
紅葉→11月中旬〜12月上旬の9:00~17:00
【 入園料金】
藤の花→おとな(中学生以上)500円~1,500円
紅葉→おとな(中学生以上)500円
※開花状況によって変動あり
※おとな1名につき小学生以下2名まで無料
【 予約】
・河内藤園公式ホームページから可能
・コンビニの端末機からも可能
※予約受付開始は4月下旬の土日
【 予約枠】
藤の花→8:00~10:00、10:00~12:00、12:00〜14:00、14:00〜16:00、16:00〜18:00
紅葉→9:00、11:00、13:00、15:00
【 駐車場】
あり(無料)
道も混雑しておらず、駐車場も余裕がありました。
まとめ:河内藤園で藤に包まれる体験をするには満開の時期を狙うべき
約2週間限定の絶景スポットである河内藤園へ実際に行って分かった、藤の開花状況についてまとめました。
予約しないと入れない素敵な空間、予約日を吟味してわざわざ行く価値ありです。
我が家の滞在時間は1時間でした。
この後は花cafe kokiaへ。


今回の旅行で、河内藤園がアメリカCNNの「日本の最も美しい場所31選」のひとつに選ばれた年と同じ年に、同じく日本の最も美しい場所として選ばれた元乃隅神社にも行ってきました。


元乃隅神社は海を跨ぐ山口県にありますが、福岡県と山口県は意外と近いのであわせて楽しむのもおすすめです。
3泊4日の旅行プランはこちら


最後までお読みいただきありがとうございました。
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