山口県と福岡県を隔てる関門海峡。
海上には車道である関門橋、海底には人道である関門トンネルがあります。

関門トンネルは本州から九州まで海の中を歩いて行ける、世界的にも珍しい海底トンネルです。
トンネルの中から海の様子を見ることはできませんが、山口県と福岡県の県境も海の中にあり絶好のフォトスポットになっています。
全長780mほどなので、小さな子連れでも楽しめる距離です。
子連れで行く場合は先に関門海峡と関門橋を一望できる巌流島に行って、「これからあの橋の下にある海の中のトンネルを歩くよ!」と伝えるとワクワク度が一気に増しますよ♪


関門トンネルを歩いて渡ると「関門TOPPA!記念証」をもらうことができ、思い出を形にして残すことができます。
記念証のもらい方はこちらの記事をご覧ください。


関門トンネルの入り口はどこにある?
関門トンネルは山口県下関市と福岡県北九州市を結んでいるので、入り口はその2か所です。
山口県下関市側の入り口
福岡県北九州市側の入り口
目の前にある小さめの無料駐車場に車を停めて、我が家は山口県下関市側の入り口から入りました。
銀色の扉の先にあるエレベーターで、一気に海底へ。
関門海峡を歩いて渡る!関門トンネルの中はどうなっている?
関門トンネルの中は静かで、国道の標識が異空間さを増しています。
福岡県側の入り口にも標識を見られます。
電気がついているので暗くはなく、4月に訪問した際のトンネル内の気温は、外気温と同じくらいに感じました。
トンネルのスタート地点に、「関門TOPPA!記念証」をもらうための記念スタンプ台があります。
スタンプは半円型。
トンネルの出口にも半円型のスタンプがあり、あわせると円になるのが遊び心があって楽しかったです。


トンネル内にスケルトンタイプの窓などはありませんが、壁にある青いペイントで海の中であることを感じられます。
思ったより天井は低めに感じました。
まっすぐ伸びた道路の床は凹凸が全くないので、ベビーカーや乗れるキャリーケースを利用することも可能です。
訪問した土曜日はたくさんの人が訪れていて、自転車で通行する方やウォーキングしている方も多く見かけました。
山口県と福岡県の県境は絶好のフォトスポット
トンネルの中ほどにある、山口県と福岡県の県境は絶好のフォトスポットです。
写真撮影を待つ観光客の方の列ができていました。
並んでいる方は5組ほどだったので待ち時間は長くはなかったですが、三脚を立ててゆっくり撮影するというのは難しかったです。
周りにいる方同士で写真を撮りあい、家族写真を撮ってもらうことができました。
海底で撮る県跨ぎショット、おすすめです。
子連れで関門トンネルに行く時のおすすめアイテム
関門トンネルの地上の入り口から海底に行くまではエレベーターですし、トンネル内も滑らかな床なので、ベビーカーで行くこともできます。
子連れで行けるか悩むのは、3歳~4歳くらいのお子さんと行かれる方ではないでしょうか。
トンネル内は景色がさほど変わらないので、県境のフォトスポットや780m先の出口までシャカシャカ歩いてもらえるか心配ですよね。



我が家は乗れるキャリーケースを持って行きました。


本体にベルトがついていて、それを引っ張って進みます。
15kgほどのこどもが乗っても安定感があり、想像以上に軽いです。
デコボコした砂利道を通るとキャスターが傷んでしまう点は注意してください。
- 費用を抑えたい(トラベル用の半額以下)
- 軽い商品がいい(重量1.8kg)
- 機内に持ち込めるサイズがいい(幅47cm、高さ31cm、マチ23.5cm)
- たくさん荷物を入れたい(容量34L)
上記のような商品を探している方にぴったり。
4歳息子は楽しんで乗ってくれたので、疲れた!喉乾いた!抱っこ!などの発言はありませんでした笑
本体に描かれたイラストが全部可愛いので、お子さんのお気に入りを探してみてください。


福岡県側に到着したら銀色のエレベーターで地上に降り立ち、福岡県側から関門橋を眺めて山口県へ戻りました。
復路でも県境は人が多かったです。
山口県側の入り口の目の前には、壇ノ浦の戦いが起きた地として整備された「みもすそ川公園」があります。
関門海峡を行き交う船や関門橋を間近に見ることができて、お散歩を楽しんでいる方が多くいました。



関門橋を見ながら今この下を歩いてきたんだよと話すと、こどもも海中を通ってきたことが実感できると思います。
関門トンネルの基本情報(アクセス/通行可能時間/通行料/駐車場)
【
山口県下関市側→山口県下関市みもすそ川町
福岡県北九州市側→福岡県北九州市門司区門司
【 電話番号】
西日本高速道路北九州高速道路事務所→093-618-3141
関門海峡観光推進協議会(下関市観光政策課内)→083-231-1350
【 通行可能時間】
6:00~22:00
【 通行料】
歩行者→無料
自転車・原付→20円
【 駐車場】
山口県下関市側→あり(無料)
福岡県北九州市側→あり(無料)
まとめ:子連れで不思議体験!海底トンネルを歩いて渡ろう
山口県下関市と福岡県北九州市を結ぶ歩いて渡れる海底トンネル、関門トンネルについてまとめました。
海の中の県境での写真撮影は貴重で不思議な体験でした。



巌流島で関門トンネルの上にある関門橋を眺めてから行ったので、4歳息子も海の下というイメージを膨らませられたかなと思います。




今回は3泊4日で山口県と福岡県を旅行し、この後は福岡県に移動して宿泊しました。




最後までお読みいただきありがとうございました。
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