1か月に1回本屋で幼児教材を吟味している3歳息子と0歳娘の母るるです。
ドリルはたくさん種類があるので、何を使ったらいいのか悩みますよね。
初めて購入する方は迷ってしまうと思いますが、選ぶポイントがあります。
選ぶポイントを押さえて購入すれば、こどもが喜んでドリルに取り組むようになります。
私は必ず本屋さんに行き、中身を十分確認してから購入しています。
そのおかげで息子は、取り組み始めて2か月で3冊のドリルをやり切ることができました。
この記事では、ドリルを選ぶ独自の視点をご紹介します。
我が家ではZ会幼児コース年少を受講しているため、Z会のワークも2種類、あわせてご紹介します。
ドリルを選ぶポイント5選
実年齢より少し下
できたという達成感を得て、ドリルって楽しい!と思ってもらいたいので、少しやさしめのものから始めるのがおすすめです。
こどもはできることで自信がつき、ほめられることでまたやりたいという気持ちになります。
こうすれば簡単に椅子に座って机に向かう習慣も身につきます。
こどもが好きなキャラクターやアイテムを含む
動物や車など、自分のこどもの好きなものが多く出てくると、これやりたい!と興味を持ってくれます。
シール貼りが好きなら、1ページ終わるごとにシールを貼れるタイプのドリルもおすすめです。
こどもが普段あまり取り組まないことを含む
たとえば間違い探し、迷路、暗記など、普段やったことのない新しいことはこどもの興味をそそり、刺激があって楽しいです。
色鉛筆やクレヨンを使って取り組むのも楽しいです。
見やすくてカラフル
文字が多めだったり、色がなくシンプル過ぎたりするものはこどもがやりたがりません。
イラストがいっぱいだと、絵本のようで楽しく取り組めます。
親も一緒にやっていて楽しい
ドリルやらなきゃね…とならないように、親の好みも入れていいと思っています。
楽しく取り組むことが目標なので、親が飽きないことも大切です。
3歳児が2か月間で取り組んだドリルの紹介
迷路、間違い探し、シール貼り
塗り絵
という息子に合うだろうと思って購入したドリル3冊をご紹介します。
3歳6か月だよ!
七田式・知力ドリル 2・3さい ちえやってみよう
【観察力・注意力】を養う問題
・3×3のマスに書かれた図形の中からお手本と同じ図形を探して「×」を書く
・お手本と同じイラストを探して「〇」を書く
・間違い探しをして、違う部分に「×」を書く
【思考力】を養う問題
・大小異なる4つのイラストから一番大きいものを探して「〇」を書く
・2つのイラストを比べて量が多い方や長い方に「〇」を書く
・3つのヒントを聞いて、正しいイラストに「〇」を書く
普段の生活で見ないような図形が書かれた問題もあり、新鮮だったため選びました。
5×6マスに書かれた様々な図形の中から、「〇〇」や「□□」のように同じ形が縦に2つ並んでいるところを見つけて「〇」を書くという問題は少し難しかったです。
七田式・知力ドリル 2・3さい そうぞう
【想像力】を養う問題
・その影が何か、何をしているところか言う
・花や魚を書いたり、洋服の模様を自由に書く
・左半分だけ書かれたイラストの右半分を書く
【記憶力】を養う問題
・イラストを10秒間見て覚え、前のページにあったものを選び「〇」を書く
・図形を10秒間見て覚え、同じ図形を書く
暗記するという練習をしたことがなかったので選びました。
自由に書くという問題が多く、テーマに合わせてしっかりと考えている様子が見られました。
新装版<こどもちゃれんじ>のワーク ひらがな① 2・3歳
最初はシャワーの水やラーメンなどの絵を書くことで線を書く練習をします。
道路やすべりだいなどのイラストを使って直線、曲線、ギザギザ線を書く練習をします。
「す」のような丸まった線や、「い」のようなはねを書く練習をします。
「いるか」というひらがなを見ているかのイラストのシールを貼るといったように、ひらがなを認識する練習をします。
いきなりひらがなを練習するのではなく、線を書く練習から始まるのですね。
「あ」を書いてみよう!のようなページはありません。
ドリルを購入した理由
息子はドリルが大好きで、Z会のワークは1冊10日程度で終わるので、市販のドリルも追加購入して楽しく取り組んでいます。
Z会のワークの進み具合は個人差が大きく、ホームページでも以下のように記載されています。
各年齢の問題のレベルとして簡単すぎるということはありませんが、発達度合いの差が大きい時期なので、お子さまによっては簡単に感じるかもしれません。
問題量としては、お子さまが1ヶ月で無理なく終えられるようにあえて量を絞っています。まずは楽しみながらZ会の学習に慣れてください。
Z会ホームページより一部抜粋
ドリルを取り組むにあたって購入したもの
鉛筆サポーターがあると、鉛筆の持ち方で注意することがかなり減るので、ドリルを楽しく進めることができます。
大人でもそうですが、何度も同じことで注意されるとやる気がなくなってしまいますよね。
我が家はMystic Ridgeの鉛筆もちかた矯正グリップを使い始めてから、親子ともにストレスなく取り組めています。
ドリルを取り組む時に意識していること
とにかく楽しく
「楽しい時間を過ごす」というつもりでやっています。
実際、息子とドリルに取り組む時間は楽しいです。
息子の発想力に驚いたり、息子の成長した姿に感動したり、ドリルは親にもたくさんのものをくれるのです。
小学生になったら勉強の時間が長いです。
その勉強に苦手意識をもつようになってしまっては、きっと思いっきり小学生ライフを楽しめないのではないかと思っています。
言葉遣いに気を付ける
勉強やっちゃおうよ!
ちゃんとやって!
間違ってる!
など、ネガティブにとらえられてしまうような発言はしないと決めています。
今日のドリルの問題なんだろうね?
ドリルやるのたのしみ~♪
一緒にやろうよ☆
のようにな声掛けで、前向きな気持ちになれるように気をつけています。
順序通りに進めなくてもいい
先の方の車のページがちらっと見えた時、そのページを今やりたい!と言われることがあります。
ドリルは、こどもが取り組みやすいように難易度を少しずつ上げていくような構成になっているものが多いと思うので、順序通り進めていきたいところですが、
自分からやりたいと言うなんてすごい!
という発想に切り替えて、そのページをまず取り組んでいます。
色々なレパートリーで大げさに褒める
すごいね!以外の褒める言葉って難しいですよね。
でも、事実を言うだけで褒めているように聞こえます。
力強く書けたね!
枠からはみ出さなかったね!
色あざやかだね!
などです。
間違っていても、
その発想力は素敵だね!でも、○○
そういう考え方もあるね。今回は、○○
ちょっとだけここが○○だけど、ほとんどできちゃったね。ここだけなおしてみる?
など、指摘する時は少し褒め要素を入れるだけで、こどもは嫌な気持ちになりません。
他人ではなく、過去の自分と比べる
○○ちゃんはもうひらがなが読めるんだって!
○○くんはまだできないんじゃないかな~?
○○ちゃんよりすごいよ!
ではなく、比較するのは過去の自分。
あかちゃんだった時はできなかったんだよ~
先月よりたくさん花丸があるね!
いつもやっているから○○ができるようになったね!
の方が、他人を傷つけることなく自己肯定感は上がるのでおすすめです。
ひとりひとり能力がちがうのは当たり前ですよね。
Z会幼児コース年少のワーク2冊
- 同じイラストを線で結ぶ問題
- シールを自由に貼ったり、指定の数だけ貼ったりする問題
- ひらがなを読んで、お手本と同じものに「〇」を書く問題
- 間違い探し
- 動物の名前や鳴き声を言う問題
- イラストを見て、長い方を選ぶ問題
- イラストの中から空を飛ぶ虫を探す問題
などがありました。
A4用紙1ページに1問、大きなイラストを用いて問題が書かれているので、取り組みやすかったです。
体験型教材「ぺあぜっと」4月を取り組んだ様子も紹介しているので、ぜひご覧ください。
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