着替えや早寝早起きなど、こどもに身につけてもらいたいことはたくさんありますよね。
Z会年少の「ぺあぜっと」という教材で、年少のうちに身につけたい生活習慣を練習できます。
紙を切ったり、タオルをたたんだり、料理も多くて楽しいです。
この記事では、5つの領域のうち「自立、生活」の取り組み内容をご紹介します。
見出しに取り組み月を入れていますが、季節を問わずできるものも多いです。
他の領域は、こちらからご覧ください。
・「ことば」
▶幼児と取り組むことばの勉強|机に向かわず体を動かして語彙力を増やす方法
・「数、形、論理」
▶家にあるもので簡単にできる!幼児期におすすめの数&図形あそび
・「自然、環境」
▶Z会で季節を体験!1年間でできる自然遊び|年少やることリスト
・「表現、身体活動」
▶表現を勉強するってどういうこと?自分の考えを相手に説明する力を身につける方法
そもそも、ぺあぜっととはいったいどんな教材なの?と気になる方は、こちらの記事で詳しくまとめています。
脱いだ靴を揃えよう(4月)
靴を揃える習慣をつけようという内容です。
魔法の声掛け、「靴がえーんえーんって泣いてるよ!」と言うと、すぐできるようになりました。
靴置きステッカー不要で、思い立った時にすぐできてよかったです。
いちごを凍らせてみよう(4月)
いちごを冷凍庫に入れるとどうなるのか見てみようという内容です。
いちごを冷凍庫に入れたらどうなるの?
いちごを洗ってチャック付き袋に入れ、砂糖をまぶして約4時間冷凍庫に入れました。
冷凍庫から出したいちごを触った息子は、かたい!冷たい!といろんな発見をしていました。
冷凍いちごでパフェづくり
パフェづくりはとにかく楽しいのでおすすめです。
この絵本を息子と読みました。
パフェをつくろう!
新井洋行
ほるぷ出版
読み聞かせ時間は2分くらいです。
材料はこちらを用意しました。
好きなようにグラスにポイポイ入れるだけで完成です。
コーンフレーク、アイスクリーム、フルーツソースもおいしそうですね。
夏にぴったりシャーベットづくり
ヨーグルト飲料を凍らせてシャーベットをつくりました。
私はバナナが少し苦手なのですが、おいしく食べられたのでびっくりしました。
おやつとして罪悪感なくあげられるので何度もつくっています。
早く食べたくて冷凍庫を何度も開け、「まだやわらかいね」などど、凍っていく過程も体験できました。
はさみを使ってみよう(5月)
イラストが描かれた紙を切ったり、重ねた紙を切ってみようという内容です。
生活と表現を掛け合わせた課題です。
ホットドッグのイラストが描かれた紙を切ってみよう
緑とピンクと茶色の折り紙でサンドイッチをつくって切ってみよう
緑をレタス、ピンクをハム、茶色をパンに見立ててサンドイッチをつくりました。
その状態で切る課題がありましたが、紙が厚く難しかったです。
ダイソーの「はさみのれんしゅうちょう」を使ってはさみの練習
親向けの情報誌「ぺあぜっとi」の最後に次回予告が載っていて、はさみの課題が出ることがわかっていたので、前の月から練習しました。
複数回切りは難しいと思ったので、矢印の部分は先に切って息子に渡しました。
初めは危なっかしかったはさみも徐々に慣れていき、複数回切りもできるようになりました。
七夕飾りをつくろう
七夕準備を始める季節になった頃、息子と七夕飾りをつくってみました。
【天の川】
息子にとっては途中で切るのを止めるのは難しかったようで、切れてしまいました。
広げると天の川の完成です。
【あみかざりの作り方】
切って広げるとこんな感じです。
はさみは使えば使うほど上達します。
曲線を切ったり、紙以外のものを切ったり、ステップアップしていきたいです。
ふきんで机を拭いてきれいにしよう(5月)
ごはんの前に、ふきんで机を拭いてきれいにしようという内容です。
絵本を読んで学ぶ
まずは親向けの情報誌「ぺあぜっとi」でおすすめされている絵本を読みました。
いろいろおてつだい
えがしらみちこ 作
小学館
読み聞かせ時間は3分くらいです。
ごはんを食べる前から食べた後まで、どんなお手伝いができるか考えながら進んでいきます。
繰り返し出てくるフレーズでテンポよく読めます。
なかなか難しい机拭き。3段階に分けて練習!
「机の上をふきんでなでるだけ」にならないように気をつけなければなりません。
我が家では3段階に分けて練習することにしました。
1段階目:ホワイトボードペンで書いたものを消す
ホワイトボードペンで書いたものを消すことで、汚れたものを拭いてきれいにする練習から始めました。
ラミネートした迷路の線をふきんで消してもらいました。
迷路好きっ子におすすめの何度も遊べるラミネート迷路のやり方はこちらの記事をご覧ください。
2段階目:海苔をふきんでつかむ
机の上に散らかった海苔をウェットティッシュでつかむ練習をしました。
3段階目:実際に机を拭く
食べる前に机を拭いてもらいました。
見える汚れから練習したことで段階的にできるようになっていきました。ゴミを机から落とさず拭くのはまだまだ難しいです。
海苔を使ってお料理しよう(6月)
海苔をちぎったりごはんを巻いたりしてみようという内容です。
海苔を使ってあさごはんづくり
あさごはんのメニューはこちら
- 納豆巻き
- お茶漬け(ママ用)
まずは納豆巻きづくり。
つまみぐいも料理の醍醐味!
次は、ママ用のお茶漬けに海苔をちぎって入れてもらいました。
海苔を使ってよるごはんづくり
よるごはんのメニューはこちら。
- チョレギサラダ
- 長芋の海苔醤油
- ちらし寿司
チョレギサラダのレタスに、ごまと豆板醬と海苔を入れてもらいました。
次は長芋の海苔醤油に、海苔をちぎって入れてもらいました。
最後はちらし寿司。
いくら、とびこ、エビ、海苔をトッピングしてもらいました。
よるごはんの完成です!
海苔すき体験をやってみたい
海苔が有名なのは佐賀県ですが、東京都でも海苔すき体験ができます。
葛西海浜公園では例年2~3月に海苔すき体験イベントが開催されているので、我が家も参加予定です。
海苔の旬の時期までまだしばらくありますが、時期をあけて振り返ることができるのがぺあぜっとのいいところです。
韓国のりは手がべたべたになるので心の余裕のある休日に取り組みました。
午前中からよるごはんも完成して、夕方に時間の余裕ができました。
枝豆を観察しよう(7月)
枝豆を観察して、茹でてみようという内容です。
生活と表現を掛け合わせた課題です。
畑で栽培されている様子を確認
ぺあぜっとの教材を読んで、茎からぶら下がっているさやを確認しました。
さやを観察
表面の白いうぶ毛を観察したり、さやの硬さを確認したりし、さやを開けてみたりしました。
うまれて初めてゆでる前の枝豆のさやをあけました。
そして食べました笑
枝豆を洗ってゆでる
親向けの情報誌「ぺあぜっとi」に書いてある通り、塩を振ってから洗いました。
ゆでている間に大豆を学ぶ
枝豆を10分ほどゆでている間に、図書館で借りてきた絵本を見ながら大豆について学びました。
ゆであがった枝豆を食べる
ゆでる料理ならフルーツポンチがおすすめ
白玉は粘土みたいで楽しく、枝豆で学んだゆでる工程ももう一度できるのでおすすめです。
料理は最後に食べられるので楽しいですよね。
火を使う工程は緊張しますが、お湯がはねづらい網じゃくしが便利でした。
靴下のペアを見つけよう(7月)
洗濯物の中から靴下のペアを探すという内容です。
靴下の洗濯物が大量に出る旅行帰りに取り組もうと決めていました。
あえてバラバラに干すと、より楽しめます。
「靴下のペア探しが早い息子 VS 息子が早すぎて写真が撮れないママ」の対決ゲームをしながら楽しくできました。
ハンカチで何ができるかな?(7月)
ハンカチやタオルを使って様々なものをつくる中で、布をたたむ練習をしようという内容です。
生活と表現を掛け合わせた課題です。
ハンカチでサンドイッチをつくる
白いハンカチでパンをつくります。
折り目がついていたからか1/2は折れましたが、1/4は難しそうでした。
ピンクのタオルをはさみ、ハムサンドのできあがり。
フェイスタオルでドーナツをつくる
チョコドーナツなので茶色のタオル。
ぺあぜっとの教材を見ながらくるくる巻けました。
フェイスタオルでソフトクリームをつくる
端っこをつまんでタオルを引き出せました。
おすすめ絵本『いつでも★ちょこっと ハンカチ&タオルあそび』
親向けのインフォメーションマガジン「ぺあぜっとi」に載っていた絵本を図書館で借りました。
いつでも★ちょこっと ハンカチ&タオルあそび
著:竹井史郎
出版社:チャイルド本社
バナナは比較的取り組みやすく、見立て遊びも楽しんでいました。
ハンカチバナナを喜んで食べています。
みかんは皮までハンカチで再現して剥けるのでおもしろいです。
このかわいいウサギは、中に手を入れて人形のように動かすことができます。
これは結ぶ工程があって難しいので、私がつくりました。
ちぎれることがないので折り紙よりも折りやすく、楽しく取り組めました。
3工程くらいで完成するので、こどもが早く達成感を得られてよかったです。
スイカでジュースをつくろう(8月)
スイカを使ってジュースをつくるという内容です。
もむだけで簡単!果汁100%スイカジュースのつくりかた
種が入ってしまっても大丈夫。
このくらい細いストローだと、ゆっくり吸えば種を吸い込まずに飲めました。
メロンジュースづくりにも挑戦
スイカジュースと同じように、メロンの果肉をポリ袋に入れてもむだけです。
あえて果肉ゴロゴロにすると満足感があります。
スイカとメロンを一玉購入したらやりたい実験
今回スイカとメロンを一玉購入したので、豪快な実験ができました。
こどもの印象に残ること間違いなしです。
親としては、手が汚れないというのはやっぱり安心感がありますね。
ぺあぜっとは親の私にもスイカを一玉買うという初めての体験をくれました。
水はねの実験(8月)
どのように食器に水をあてたら水がはねてしまうか確認後、実際にお皿を洗ってみるという内容です。
生活と自然を掛け合わせた課題です。
食器を使って水はねの実験
①お皿
角度に気を付けないと、水がはねてしまうことがわかりました。
②コップ
コップの裏は勢いよく水がはねました。
③スプーン
スプーンの裏に水をあてても水ははねません。
表にあてると…
勢いよくはねました。
息子は、スプーンの形状をした様々なカトラリーで実験していました。
お皿洗いに挑戦
最後に使った食器を洗ってもらいました。
あれはどうなるだろう?と考え、たくさんやってみたい!という気持ちを育んでくれました。
水がもったいないという気持ちは封印し、思う存分やらせてあげたいです。
食べ物の皮や殻を剥いてみよう(9月)
皮や殻のある食材を手で剥いてみようという内容です。
教材ではシールを使って、剥く前後の変化を確認しました。
手で剥けるものをいろいろやってみました。
ピーナッツの殻はかなりかたいので、薄い茶色の皮を剥いてもらいました。
手だけで剥けるものを考えるのは、親の頭の体操にもなりました。
アボカドは最初に包丁を使いましたが、大きな種を見せられて良かったです。
ごはんを炊こう(10月)
お米をといで、ごはんを炊いてみようという内容です。
お米をとぐ
濡らしたお米が手にくっつくのが不思議で楽しかったようでした。
米のとぎ汁遊び3選
米とぎ1回目から順番にとぎ汁とっておいて、色々遊びました。
こちらからご覧ください。
お米は結構飛び散りましたが、いつも無洗米の我が家にとっては米とぎのいい機会になりました。
正しい場所に収納しよう(10月)
食器を正しい場所に収納しようという内容です。
冊子にシールを貼って、確認しました。
おうちのスプーンはどこ?というと、ちゃんとわかっているようでした。
フライパンとタオルの場所も確認しました。
まとめ:年少のうちに親子で楽しく生活習慣の土台をつくる
Z会年少のぺあぜっとの中から、「自立、生活」の領域をご紹介しました。
おとなにとってはお手伝いでも、こどもにとっては楽しくできることばかりです。
食育の課題は人気のため高頻度で登場します。
資料請求するとおためし教材をプレゼントしてもらえるので、どんな課題があるのか実際に見てみてくださいね。
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